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ツルリンゴスターさんのマンガやイラストが好きで、Instagramでよく見ていて、
WEB「DRESS」で掲載されていた「君の心に火がついて」も好きで毎月楽しみにしていた。
そのマンガが書籍になったということで、本屋で手に取ったら、分厚く重い。
マンガは集め出したらキリがないので、Kindleで済ませることが多いんですが、買ってしまいました。
男女の友情や家族、夫婦の形、男子のメイク…自分の気持ちに蓋をしてきた主人公たちが、
妖怪・焔に客観的に見つけ、自分を肯定していく。
私は「孤独ってだめなこと?」の話が好きだった。
主人公は「空気が読めない」と言われるが、自分のどのセリフがダメだったのか分からず、帰り道自分反省会をするような派遣社員の西乃城さん。
「あなたが作るものを見てみたい」
「こんなこときっと何の意味もない」「私に何かが書けるのならやってみたい」と葛藤しながら進む。
孤独ながらも、自分がしっかり生きてきたことを肯定してもらい、それに気づく。
ゆっくり何度も読みたいマンガでした。
君の心に火がついて
ツルリンゴスター