ほくそんの図書室

気まぐれな小さい図書室。

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年、出会えてよかった本

この1年間何を読んで、何が心に残ってるかな〜と振り返る。 1 『自然という幻想』 hokuson-library.hatenablog.com 「自然」という概念がひっくり返った本。読みやすくてとても面白かった。 2 『人魚の眠る家』 hokuson-library.hatenablog.com 人工呼吸…

『AI VS教科書が読めない子どもたち』

49)店頭で見つけて読んでみた本。 煽っているようなタイトルであまり気が進まなかったが、文中に掲載されている問題を見て、かつその問題の正答率を見て、ちょっとびっくりして読み倒した。 これからビッグデータが活用され、例えば「教師データ」を基に…

『人魚の眠る家』

48)TOKYO行きの電車の中で読む用に買った。久しぶりにLAWSONで本を買った気がする。 小説なのでどこまでか本当なのか調べないと分からないけれど、"脳死"って生と死の狭間みたいで、人が生きてるってどういう状態をさすんだろうと考えた。 脳波があること…

『セゾン〜堤清二が見た未来〜』

47)よく行く無印良品とロフトのことが載ってる&巷で話題になっている本ということで購入。 無印良品、ファミリーマート、パルコ、西武百貨店、西友、ロフト、そして外食チェーンの吉野家。(略)これらの企業が、かつて同じグループに属していたことを、知…

『クリスパー〜究極の遺伝子編集技術の発見〜』

46)遺伝子テーマの本2冊目。筋ジストロフィーについて書かれていたのが一番印象的である。 ヒトゲノムを構成する32億文字の中から、たった一文字の誤りを探し出し修正するという離れ業ができる、その技術。2012年にその画期的遺伝子編集技術を「サイエン…

『自然という幻想』

45)自然科学系が急に?読みたくなって店頭に並んでいたこの本を手に取った。 「自然」ってなんだ?と考えさせられた本でした。読んでて面白かった。 ------------------------------------------ 自然を「元来の手つかずの姿」に戻そうとしてきた自然保護…

『空気の研究』

44)大学のお友達に紹介?おススメ?されて読んだ本…例えがよく分からなくて挫折している本です…。 次に手を取るのはいつだろう分からない。と思いながら一応棚に入れる。 「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3)) 作者: 山本七平 出版社/メーカー: 文藝春秋 発…

『ナナメの夕暮れ』

43)芸人 オードリー若林正恭さんのエッセイ。 (人から借りてぱらぱらと読んだ本なので、だいぶうろ覚えです。ご了承ください。) (本文より)「一生懸命やることを恥ずかしいと考え、自分が本当に楽しいと感じていることに気づけていないのではと思ってから…

『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』

42) 人間の知能の原理を解明しそれを工学的に実現するという人工知能はまだどこにも存在していない。 とあり、ほへ〜知らなかった〜と。え?じゃあメディアで取り上げられている「人工知能を使った製品」「AI搭載機器」は一体どういうことなんだ?と。 こ…

『東大読書』

41)ただ活字に目を通すだけの日が続き、読み方を見直したいと思って手に取った本。 1冊の本からより多くのインプットが得られるのは、「同時並行で複数の本を読む」読み方。 これはやってるなぁと思ったけれど、読んでいくと、 同じ内容でも言う人が違う…

『楽園のカンヴァス』

40)最近小説から離れておりましてオススメされて読んだ本です。 ルソーの絵画を中心にストーリーが進む。誰かが殺されるわけでもなく何かが盗まれるわけでもなく、それが新鮮で面白かった。 何か一つのことを極めるのってなんだかいいなあと思ったのです…

【働く大人のための「学び」の教科書】

39)\ 中原淳さん著書第2弾 / 私はどうなっちゃうのかな〜って思いながら読んだ。今の職場ではこの本でいう"背伸びの原理"ってやつをやらせてもらってるな〜とも。職場でのコミュニティを増やしたいなってのも思った。 本を読んで資格を取ってセミナーに出…

『障害者の経済学』

38)Amazonのベストセラーになってて読んでみた本。 "障害を持った人が生きやすい社会"を作り出すことで、それ以外の人(生きにくさ、働きにくさを感じている人など)もワークライフバランスのとれた社会を送ることができる。 まずは知ってもらうってことが…

『ワンダー』

37)生まれつき顔に障害をもつ男の子のお話が映画になるということで原作を手に取る。 内容はともかく本の中に出てくる授業スタイルが面白くて印象的。国語の授業で、毎月先生が格言を発表し、期限内にその格言の意味を自分の言葉で600字程度書くというも…

『リアル1-14』

36)このイラスト見たことあるなと思って手に取ったらスラムダンクを書いてる人だった。 こちらは車椅子バスケをメインとした漫画でした。ゲームの楽しさだけでなく障害を持つ人の細かな心情やその周りの家族や友人の心情にもライトを当てており、一気に読…

『自然な建築』

35)富山市ガラス美術館に行ってから"隈研吾"さんの存在を知りそこから興味が出てこの本を手に取った。 場所とは自然の別名に他ならない。 という言葉が印象的。その場所に何かを建てるということは、その自然の上に人工物を置くということであり、さらに…

『ソフィーの世界』

34)哲学入門書のような、結構すいすい読める本。「あなたはだれ?」「宇宙はどうやってできたの?」という人間の永遠の疑問をソフィーが自問自答していく感じが良かった。 物語が気になって内容ほったらかしで読んでしまう悪い癖が出てしまい、ちょっと戻…

『鹿男あをによし』

33)介護士をやってる子からオススメされて読んだ本。内容云々より、邪馬台国が日本のどこにあったのかが未だに分かっていないということにびっくりした。 まだ分かっていないことって結構あるんだなあ。 鴨川ホルモーの人。 鹿男あをによし (幻冬舎文庫) …

『作ることで学ぶ』

32)岩瀬直樹さんのオススメに挙がっていたのと、作ることに対して興味があったのとで読み始めた。様々な実践例が掲載されており"楽しそう!"と思えるものがたくさん。 なかでも「やわらかい回路」はTEDでも紹介されており、現場でも実践できそうであった…

『本日は、お日柄もよく』

31)大学の先輩におすすめされて読んだ本。面白かった。スピーチライターという職業をはじめて知った。内容は結構ぶっ飛んでるなあと感じたが、働き方が多様になっていく社会を描いているような本だなと。 ちょうどお世話になった先生に手紙を書いていたの…

『跳びはねる思考』

30)インタビューの様子が途中途中に書かれていたのが良かった。想像しやすいというか分かるなぁという感じ。 東田さんは表出の手段を得ることができたが、表出する手段が少なかったり難しかったりすると、周りの人が思っている以上にストレスを感じるだろ…

『インバスケット思考』

29)うまくまとまってるな…って感じ。でした。 こういう本(何ていう本だろう)を読むと大学時代に学園祭の実行委員をやっていたときのことを思い出す。(それはまた今度に) そこにいたから学生から社会人へスムーズに行けたと思っている。電話の取り方、企画…

『嫌われる勇気』

28)この本確か買ったんだけど…行方不明本です。 自分の課題なのか人の課題なのか見極めていきましょう っていうのが印象的。 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 作者: 岸見一郎,古賀史健 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/12…

『池上彰の教養のススメ』

27)池上彰さんの登場から、"ニュースをより分かりやすく伝える"ことに重きを置いてテレビが放映されるようになった気がする。それに伴って書籍も"分かりやすい"や"解説"本が多くなった気がする。 この本は池上彰さんがマイブームになってたときに読んだ本…

『教室にICTがやってきた』

26)大学4年の時に読んだ本。この間の学習障害のニュースじゃないけど、タブレットに対する認識が良い方向にいくと良いなと。 葛飾(かつしか)区立本田(ほんでん)小学校は、全国でわずか10校という総務省の「フューチャースクール推進事業」および文部科学…

『学力の経済学』

25)今まで"思い込み"で語られてきた教育の効果を、数字を使って論理的に解き明かした本である。「ゲームは子供に良い影響を与えるのか?少人数学級の効果は?」など。 しかし苫野一徳さんの「一般化のワナ」を聞いた上で考えると、どの問いも間違っていな…

『知がめぐり、人がつながる場のデザイン』

24)ラーニングバーの取り組みについて東大の中原先生が書かれた本。学校という枠だけに留まらず、いろんな分野の人と話したりいろんな物を見聞きしたり…その点Facebook Twitter instagramは私にとって良き"バー"です。 知がめぐり、人がつながる場のデザ…

やり抜く力 GRIT(グリット)

23) "あああ最近本ブログ更新できてないな…"と思いながら読んでいた本です。大学から継続してできているのはA4ノートまとめくらいだなと。手に職をつける じゃないけどそういうのを継続してやりたい。 自分自身に簡単な質問をしてみよう。 「私はどんなこ…

『モチベーション革命』

22)私の"好き"ってなんだろう〜何を中心に生きていきたいんだろう〜 僕がすごく好きな言葉で、電話任天堂の故・岩田聡元社長の「労力の割に周りが認めてくれる事はきっとあなたに向いていること。それが自分の強みを見つけるわかりやすい方法だ」という名…

『うつヌケ』

21)色んなタイプの精神疾患があるということ。漫画で読みやすかった。 身近な人が精神科を受診したという話を聞いて、(とてもおこがましいですが)自分には何ができるんだろうなあと。うーん普段通りがやっぱりいいのか?とか。難しい。 うつヌケ うつトン…