ほくそんの図書室

気まぐれな小さい図書室。

『ふだんづかいの倫理学』

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本屋さんで、可愛らしい表紙に惹かれて、立ち読みした本。

その日は結局買わず、違う本屋さんでまた見つけて買った本。

 

デスノート』や『ワンピース』などのマンガを例に、正義と自由と愛を言語化していく。

とても想像しやすかった。

 

 

つまりこの本は、多くの人にとって最初で最後の倫理学の本になるだろうけれど、

それだけでも十分に役立つ、かなり役立つ、すごく役立つ、というつもりで書いたのです。

 

調整の正義と分配の正義と交換の正義

積極的自由と消極的自由

横の相補愛と縦の相補愛、横の共同愛、縦の共同愛

 

ここから+3パターン

 

倫理学の役割は、倫理学の基本を学ぶとともに、自分で考えられるようにすることでした。そこまではいけたかな、と思います。

だからこの本はここで終わりです。

 

 

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ふだんづかいの倫理学

平尾昌宏

装丁 佐藤直樹+菊地昌隆(アジール)

イラストレーション 菊地昌隆