ほくそんの図書室

気まぐれな小さい図書室。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『訪問看護師が見た生と死 在宅無限大』

61)本屋さんの書評コーナーで置かれていて、「訪問看護」に少しだけ馴染みがあって手に取った本。 看取りまでのケアだけでなく、重症心身障害児の訪問看護を行う人も取り上げているのが個人的にはとても良かった。 訪問看護師へのインタビューで語られた…

『数の歴史』

60)『数学する身体』を読んでから”数学史”面白いなと思って手に取った本。 イラストが多彩で分かりやすかった。 中でも面白いなと思ったものをピックアップ。 ピタゴラス流宇宙観とその破綻 これらの数(正の整数とそれらの比)をもってすれば、宇宙にある…

『NMBPの理論と実際ー自立活動の方程式ー』

59)NMBPとはNew Movement Basic Programの略で「新しいうんどう基礎プログラム」と呼ばれ、横浜市立中村特別支援学校の自立活動の実践を先生たちがまとめたものである。 体の動かし方や位置を手や足、お腹、胸を触ってもらったり、動かしてもらったりして…

『こころの科学203号(2019年1月号) 服薬と処方の心理ーくすりをめぐるコミュニケーション』

58)ぱらぱら読むと、「子どもへの薬物療法に抵抗をもつ親、薬物療法を求める親」というタイトルを見つけ面白そうだと思って買ってみた雑誌。 「くすりを飲むと一生手放せなくなる」という話も聞いたことがあり、「本当にそうなのか?」とモヤモヤしていた…

『ノルウェイの森』

57)村上春樹さんの作品がいつか読みたいと思っていて、最近やっと読めた。 性描写が多かったという印象。 と思ったら村上さん曰く「あの小説の中ではセックスと死のことしか書いていない」だそうで。 私はミステリー系がやっぱり好きだなあと思った。 小…

『NATIONAL GEOGRAPHIC 日本語版 動物たちの悲鳴』

56)この記事を読んですぐ予約したナショジオ。 natgeo.nikkeibp.co.jp タイミングよく動物園に行く予定があり、檻に入れられている動物を見たり乗馬を200円で体験したり写真を勢いよく撮ったりしているのを見たりしながらモヤモヤしていた。 ゾウやナマケ…