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おすすめされて楽天で買った本。
“これをしなさい、これはだめ”みたいな時間管理系の本ではなく、できないこと、やらなかったことは気にしなくてよい みたいな感じの本だった。
人生の時間は限られており、さらにその中の限られた範囲しか自分ではコントロールできない。
限りある人生を生きるということはーーそれがどんなに最高な人生であってもーー絶え間なく可能性に別れを告げる過程なのだ。
あなたの人生とはすなわち、あなたが注意を向けたあらゆる物事の総体である。(略)注意を向けていないことは、起こっていないのと同じだからだ。
限界を受け入れて生きるための実用的な10のテクニックを挙げていく。
1 「開放」と「固定」のリストをつくる
→やりたいことを全て挙げて(開放リスト)、そこから10個を目安にやることを決める(固定リスト)
2 先延ばし状態に耐える
3 失敗すべきことを決める
4 できなかったことではなく、できたことを意識する
→やったことリスト
5 配慮の対象を絞り込む
6 退屈で、機能の少ないデバイスを使う
7 ありふれたものに新しさを見いだす
→普段の2倍の解像度で、人生の経験は2倍充実する
8 人間関係に好奇心を取り入れる
9 親切な反射神経を身に付ける
10 何もしない練習をする
→現実逃避のために何かをするのはやめよう
限りある時間の使い方
オリバー・バークマン著
カバーデザイン=小口翔平+後藤司(tobufune)