105)映画化するんだ〜と思って読めてなかった原田マハさん本。
映画はもともと志村けんさんが父役だったけれど、亡くなってしまい、そのあと誰が代役なのか知らずに読んだ。志村けんさんと父で重なるところが多くて、志村けんさんで見たかったな〜と。
とここまで書いて、代役誰だったんだろうと調べたら、原作と脚本が結構違くて、タイトルは同じだけど中身は別物、という感じでちょっとがっかり。
映画の評論から見える原田マハさんの映画愛。
ギャンブルと借金にまみれた生活から好きな映画が救いとなってそれで物書きの仕事ができた父。
きっと映画そのものを見ていたらもっと楽しく読めるんだろうな。フィールドオブドリーム、アマプラにあったから見てみたい。
片桐はいりさんの解説も面白かった。(映画にも出ていた)
キネマの神様
文集文庫 / 2011
イラスト 都築まゆ美