ほくそんの図書室

気まぐれな小さい図書室。

『「お絵かき」の想像力』

 

87)関わっている子どもの中にお絵かきが好きな子がいるので、子どものお絵かきの発達段階について知りたくて手に取った本。

 

「絵」は、言葉という倫理的な道具を使わないので、より直感に近い表現ができる。何が描かれているか、第3者が言葉で正確に当てることは難しくても、絵を見たときに感じたり心に浮かんだりした印象をありのままに受け止めることができる。つまり、絵は倫理的に話しをするのが難しい子どもと、お話をする一つの方法となり得る。

 

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「お絵かき」の想像力

皆本二三江

河村誠

春愁社 / 2017