ほくそんの図書室

気まぐれな小さい図書室。

『こころの科学203号(2019年1月号) 服薬と処方の心理ーくすりをめぐるコミュニケーション』

 

58)ぱらぱら読むと、「子どもへの薬物療法に抵抗をもつ親、薬物療法を求める親」というタイトルを見つけ面白そうだと思って買ってみた雑誌。

 

「くすりを飲むと一生手放せなくなる」という話も聞いたことがあり、「本当にそうなのか?」とモヤモヤしていたことが思い出され、他のタイトルもふむふむと読んだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

 

精神疾患は原因が明確に分かっておらず、治療法も確立されていない。主な治療法としては精神療法と薬物療法が挙げられている。

 

薬物療法で一度服薬し症状が治まっても、根本的な治療にはならず、再度症状が出たり、副作用に苦しんだりする。

 

そこで必要だと感じたのは、薬物療法は症状を抑えるための一つの手段であり、自分自身の回復への努力を助けてくれるものでしかないという認識を持つことだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

世の中が便利になり、あまりストレスを感じることなく、生きることができる現代人にとって、ほんの少し人間関係や仕事がうまくいかなくなると、落ち込んでしまう人が多くいるようだ。

 

 ”明日は我が身”という言葉もあるように、ストレスって自分が気づかないうちにたまっていることも多いので無理せず無茶せずだなあと。

 

f:id:hokuson-diary:20190127171732j:image