ほくそんの図書室

気まぐれな小さい図書室。

『NMBPの理論と実際ー自立活動の方程式ー』

 

59)NMBPとはNew Movement Basic Programの略で「新しいうんどう基礎プログラム」と呼ばれ、横浜市立中村特別支援学校の自立活動の実践を先生たちがまとめたものである。

 

体の動かし方や位置を手や足、お腹、胸を触ってもらったり、動かしてもらったりして「ここが手なんだな」「こうやって動かすんだな」って分かっていく教育的な支援を詳しく解説している。

 

受容器(皮膚・内臓・深部組織などに分布する知覚神経終末)からの感覚情報が入力系として脳に送られ、統合される。統合された感覚によって運動プログラムが作成され、出力系として効果器に情報が送られる。その際、心にも影響を与え、また心が脳に影響を与える。

 

体のマッサージというわけではなく、先生とのやり取りをも含めた活動となっている。

 

あたらしいわたしたちのうんどう解説書 NMBPの理論と実際―自立活動の方程式

あたらしいわたしたちのうんどう解説書 NMBPの理論と実際―自立活動の方程式