ほくそんの図書室

気まぐれな小さい図書室。

買い放題にハマって購入した文庫

YouTubeで読書合宿とかやるほど読書が好きな人を見て、あいいなと思っていました。 ちょうど本屋による時間ができて寄って気付いたら3冊も買っていました。 ①世界でいちばん透きとおった物語 帯に「電子書籍化不可!?」とあって気になって購入。 読んで納得…

本5000円分買い放題

毎年クリスマスプレゼントはパートナーと5000円分と決めて送り合っていたが、 今年はそれぞれ自分が読みたい本を買ってそれをプレゼントととしてみた。 備忘録的につづってみる。 ①さみしい夜にはペンを持て さみしい夜にはペンを持て 作者:古賀史健 ポプラ…

『まんが パレスチナ問題』

115)恥ずかしながら中東問題について疎く、何か分かりやすく読めるのないかなと思って見つけた本。(続編も買いました。) 漫画かと思って買ったら挿絵が多めの新書で心配でしたが、無事読み切れました。 宗教とか民族とかあまり想像ができなくて、勝手に…

『風神雷神〜上〜』『風神雷神〜下〜』

114) よく調べたら、この本に出てきた俵屋宗達のことは、現実ではあまり分かっていないらしい。 天正遣欧少年使節の4人やそれに随行したロヨラ修道士、ビァリヤーノ神父は実際にローマへ行き、ローマ教皇に謁見したそう(ビァリヤーノ神父は途中ゴアに留ま…

『君の心に火がついて』

113) ツルリンゴスターさんのマンガやイラストが好きで、Instagramでよく見ていて、 WEB「DRESS」で掲載されていた「君の心に火がついて」も好きで毎月楽しみにしていた。 そのマンガが書籍になったということで、本屋で手に取ったら、分厚く重い。 マン…

『ふだんづかいの倫理学』

112) 本屋さんで、可愛らしい表紙に惹かれて、立ち読みした本。 その日は結局買わず、違う本屋さんでまた見つけて買った本。 『デスノート』や『ワンピース』などのマンガを例に、正義と自由と愛を言語化していく。 とても想像しやすかった。 つまりこの…

『太陽の棘』

111)近々沖縄へ行こうと思っていて、より沖縄を楽しめるいい本ないかなと思って見つけたのがこの本でした。 実話をもとに書いているようで、沖縄の戦後の様子だけではなく、文化を活力に生き伸びるニシムイの様子が伝わってきました。 ニシムイ美術村は、…

『限りある時間の使い方』

110) おすすめされて楽天で買った本。 “これをしなさい、これはだめ”みたいな時間管理系の本ではなく、できないこと、やらなかったことは気にしなくてよい みたいな感じの本だった。 人生の時間は限られており、さらにその中の限られた範囲しか自分ではコ…

『砂に埋もれる犬』

109) NHKで桐野さんのインタビューを見て、どんなことを書く人なんだろうと思ってメルカリで買った。 読み進めると気分が落ち込むため、休み休み読んだ。読み終えられるかどうか微妙だったが、ネットのネタバレ記事を読んで、少し安心して読み進められた…

『勉強が面白くなる瞬間』

108) このツイートを読んですぐに楽天で買った本 昨日読んだこの本がかなり良かったので紹介「勉強が面白くなる瞬間」副題の通り読んだらすぐ勉強したくなる本How toではなくて精神論的な話私は元々勉強が好きだけど読んでみたら、私の考えを言語化してく…

『派遣社員あすみの家計簿』

107)彼氏に騙されて、高額なカード支払いだけが残ってしまったあすみ。 節約飯を作ったり、シャンプー配りをしたり、家計簿をつけたりしてなんとか生活を立て直す。 何かと理由をつけてカフェに入ったり、パンを買ったりしてしまうあすみを見て、これダメ…

『三千円の使い方』

106)電車で読みたくて駅で買った本。 ちょうど引っ越しをするタイミングで読んだ。 節約セミナーに三千円使う美帆、73歳でもう一度働きたいと奮起する琴子、ポイ活しながら貯金一千万円目指す真帆、 様々な年代の、お金に関する悩みや考え方が読めて楽…

『キネマの神様』

105)映画化するんだ〜と思って読めてなかった原田マハさん本。 映画はもともと志村けんさんが父役だったけれど、亡くなってしまい、そのあと誰が代役なのか知らずに読んだ。志村けんさんと父で重なるところが多くて、志村けんさんで見たかったな〜と。 と…

『あなたは、誰かの大切な人』

104)原田マハさんの「総理の夫」が欲しくて本屋に行ったけれどうろうろしても見つからなくて代わりに買った本。 きっと疲れていたのだと思う… (帯に「疲れた心に必ず効く、読む特効薬。」と) 6編のうち「波打ち際のふたり」が1番印象的だった。田舎に残し…

『ありのままがあるところ』

103)このリストの中にあった「ありのままがあるところ」を読みました。 iwasen.hatenablog.com 鹿児島県にあるしょうぶ学園は、社会福祉法人太陽会が運営するライフサポートセンターで、施設入所支援やショートステイを行っているところです。 ーーー 作…

『現代美術キュレーターという仕事』

102)図書館で借りた本。 現代美術キュレーターという仕事 難波祐子 装丁=神田昇和 写真=大巻伸嗣「Echoes-INFINITY」(2010)、東京都現代美術館「こどものにわ」展(2010)における展示風景 撮影=森田兼次 青弓社 / 2012

『アノニム』

101)原田マハさんシリーズ 店頭で手に取った本です。 ジャクソン・ポロックはアメリカの芸術家で、絵の具缶から直接絵の具を滴らせる技法「アクション・ペインティング」の先駆者と言われています。 作中の「ナンバーゼロ」という作品名は実在しない気が…

『砂漠』

100)おすすめされた伊坂幸太郎さんの本2冊目。 5人の大学生の青春時代を描いた小説であった。 西嶋が最高であったが実世界にいたら絶対に関わらないタイプだろうななんて思ってしまった。 悪いやつではないのだが… 砂漠 伊坂幸太郎 彫像・撮影=三谷龍…

『逃げるな新人外科医』

99)泣くな研修医シリーズ第2弾 佐藤が雨野に話した「外科医は、時に人を殺すんだ。」という言葉が医者の責任の重さを表現していて、その重圧は計り知れないだろうなと。 逃げるな新人外科医 中山祐次郎 カバーデザイン=bookwall カバーイラスト=石山さ…

『泣くな研修医』

98)店頭で手に取った本。 帯の「懸命に戦う医師の姿を現役外科医が圧倒的リアリティで描く」と、隣にあった「俺、こんなに下手クソなのにメスを握っている。命を託されている」という『逃げるな新人外科医ー泣くな研修医2ー』の帯に惹かれてどちらも買い…

『アヒルと鴨とコインロッカー』

97)伊坂幸太郎さんの本を三冊おすすめされたので、まず一冊目。 「何とかのコインロッカー」と聞かされてそういう題名かと思ったけど、「アヒルが先だか鴨が先だか忘れちゃった」とのこと。 2年前の出来事と現在の出来事が交互に進められてひやひやしな…

『たゆたえども沈まず』

96)読みたい本が手元にありすぎて買うのを見送っていたが、読んだ人が「面白かったよ」と教えてくれて購入を決めた本。 副読本「ゴッホのあしあと」も一緒に買いました。 ストーリーも面白かったけれど、読み終わった後の囶府寺司さん(大阪大学教授美術…

『ストロベリーライフ』

95)弟が捨てると言うので、それならと思っていつか読もうと思っていた本。 デザイナーの恵介がちょっとしたきっかけでいちご農園を手伝うこととなった話です。 農家の苦労、食べ物を作る苦労、田舎のコミュニティでの苦労などがリアルに書かれていました…

『BUTTER』

94)本屋のポップス「グルメ×殺人」に惹かれて買った小説。 読み進めるほどにことば巧みな食事の景観に食欲の湧いた本でした。著者のグルメに対する関心が高いことが感じられた一冊でもあり、調べると製菓メーカーに勤めていた時期があるようで。 最後の参…

『発達障害と少年犯罪』

93)テーマ読み「少年院」No.4 矯正施設、加害者になってしまった少年たち、彼らを支援した精神科医、特別支援教育の現場などの関係者を取材し、「見たくない現実」を正面から見据えた本。 「発達障害=犯罪」というわけではないが、それが結びつく可能性とな…

『少年たちの贖罪 罪を背負って生きる』

92)テーマ読み「少年院」No.3 少年院をテーマ読みしようと思って図書館へ。「少年法」でまとまってるかなと思い「法律」の棚に行って順番に見たが、憲法から始まり民法…うーんと思って検索機を使うと円満離婚の次くらいに少年法発見。 事例が章ごとに並ん…

『少年院のかたち』

91)少年院シリーズ NO.2 図書館で「少年院」と検索して出てきた一冊です。 著者は漫画「家裁の人」を書き、少年問題に関わっていく中で、少年学院に篤志面接活動を行う事となりました。その時のことと法務教官へのインタビューをまとめた本です。 現在、…

『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』

90)特典のうちわしおりが欲しくて、新潮文庫から選んだ一冊。パラパラめくると「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」が見えてこれにしました。 奈良少年刑務所の社会性涵養プログラムのひとつ、「童話と詩」の中で書かれた詩を編集し、授業の中で編者…

『寂しい生活』

89)図書館の916の棚から「少年院」を探していたら見つけた本。 「ミニマリストの究極」みたいな生活を送られている稲垣さんの記録です。 テレビはもちろん冷蔵庫、炊飯器、洗濯機を持たず、電気代150円/月の生活を送る中で、「所有という貧しさ」につい…

『記憶する体』

88)体って本当に不思議だなと。 筋電義手以外にも、VR技術や、人工内耳、遺伝子治療、出生前判断など、私たちの体をとりまく科学技術は日々進歩しています。そして、それに伴って、私たちが自分や家族の体に対して介入しうる「人為」の領域は増大していま…